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小笠原諸島 父島 3日目&最終日

小笠原3日目にして、初めて水着を着た。
雨期である6月初めにしては天気は上々。

生協で昼食用のお弁当を購入して午前8時45分に集合場所へ!
ウェットスーツを下半身まで着込み、フィンを借りて車で桟橋へ移動。

酔い止めをしっかり飲んで、船に乗り込みます。
この日は定員24名となっていたところ参加者7名と船内ではゆったり過ごせる状況でした。

巡るポイントや順番はその日の天候の状況に応じて船長さんの判断で決まります。

南島

その日はまずは南島に上陸することになりました。

南島は父島の南西沖にある石灰岩が浸食・風化した地形が海中に沈降した「沈水カルスト地形」という珍しい地形の、東京都自然ガイドが同行していないと上陸できない無人島。1日当たり100人まで、最大利用時間は2時間までなど、上陸のルールが定められています。

美しいビーチや地形の説明を受けながら船に乗っていると、あっという間に南島に到着。

この日は鮫池という入江から上陸。湾の入口が狭くうねりが激しいため、波が高い日は上陸できないこともあるそうです。
上陸するとごつごつとした岩場に据え付けられた階段をのぼります。そして急な坂道を登りまずは島の高台を目指します。
ウェットスーツを半分まで着ているので暑くてヤバいです。干からびそうになります。

でも高台からの見晴らしは最高!東京都とは思えない!いや、日本とは思えない!!

高台から見下ろす鮫池

高台から見下ろす扇池

絶景を堪能した後は、今来た崖をおり、扇池を目指します。途中砂浜にはカタツムリの化石がゴロゴロ。
やっとの思いで到着した扇池では泳ぐことができるんです!水温はかなり低かったけど、日影が全然なかったので体を冷やせて最高でした!

ドルフィンスイム

南島を後にし、「そろそろ昼食かな~」なんて話をしていたところ、イルカの群れが近くにいるとの情報が!
船長さん、船をガンガン飛ばしてイルカの元へ!

「イルカと泳ぎたい人は、急いで海に入る準備をしてください!」
ガイドさんに急かされます。ウェットスーツを半分着せられっぱなしだったのはこのためだったのかー。
大急ぎでTシャツを脱ぎウェットスーツに袖を通します。

「三時の方向~」
船長さんが船内放送で教えてくれた方向を見ると、海中にイルカが大量に泳いでいるのが見えました!

すごい数!
(ミナミハンドウイルカ20頭ほど、ハシナガイルカ100~200頭ほどいたそうです)

船はイルカの群れの進行方向に先回りして、イルカが通過するであろうポイントで急停止。

「はやく飛び込んで~!お願い~!」

船長さんが船内放送で急かします。

太平洋の大海原で素潜りです。正直ビビる。

でも躊躇してたらイルカの群れは通り過ぎてしまいます。覚悟を決めてドボン。

イルカの群れ GoProで撮影

目の前をイルカの群れが通り過ぎていく。
こんな光景初めて見た!感動的です!

こちらに興味をもって(?)近づいて来てくれるコもいます。

群れが通り過ぎたら船に戻り、また群れの鼻先まで先回りしてダイブします。
1つの群れにつき5回までダイブできるルールになっているそう。

5回ともダイブしてお腹いっぱいになりました。

マッコウクジラ

最後はクジラに会いに行くことになっています。
船長さんとガイドさんは目撃情報を何度も確認。
水中マイクでクジラの気配はないか耳をそばだてます。

でも静かな海。

船長さんは何度も水中マイクでクジラを探してくれました。
すると遠くでかすかにクジラの気配が。。。
あまり遠くに行くと帰港予定の午後5時までに戻れなくなってしまいます。

「この後予定がある方はいらっしゃいますか?帰りが遅くなっても大丈夫ですか?」

ツアー参加者、全員全然大丈夫!
帰りが遅くなったところで結局クジラに会えなかったとしても、誰も文句なんて言わない雰囲気。

「じゃあ行きます!」

物凄いスピードで船が走り出しました!

結構な距離を移動したと思います。
(28㎞沖に出たそうです)

「12時の方向~!」

進行方向にクジラを確認。ゆっくりと近づきます。

マッコウクジラ(一部しか見えなくても感動!)

船長さんとガイドさんが一生懸命探してくれたクジラに出会えて、感動もひとしおです。

大満足で父島へ戻りました。

船長さん、ガイドさん、最後まで諦めないでくれて本当にありがとうございました。

いってらっしゃい

最終日は午後3時30分に二見港からおがさわら丸が出航します。
それまで、レンタサイクルを借りて観光をしたりシュノーケリングをして過ごしました。

あっという間の3日間でした。

二見港には沢山の見送りの方々が集まって、手を振ってくれていました。
昨日のガイドさんの姿も見えました。

おがさわら丸が出航すると、それを追って小さな船が続々とついてきます。

「いってらっしゃーい!いってらっしゃーい」
船から叫んでいる声が聞こえます。

どこまでついてくるんだろうと思うほどずっとついてきてくれて、
最後には海に飛び込んで手を振って
いってらっしゃいと叫んでくれていました。

小笠原、来てよかったです。